12月20日、モロッコ・マラケシュで2014年度クラブワールドカップはファイナルの日を迎えた。

決勝を前に行われた三位決定戦では、今大会の台風の目となったオークランド・シティがまたも快挙を達成した。

北中米カリブ王者のクルス・アスルを相手に、これまでと同じくオークランドは連動した守備で優勢に試合を進め、前半終了間際に先制。今大会初スタメンのバーフットが出した長いパスにデ・フリースが飛び出し、値千金の先制ゴールを決めた。

後半に入るとやや苦しい展開となり、58分にはベラのクロスからロハスに決められてしまうも、これ以上の失点を防ぎ、勝負をPK戦に持ち込んだ。

PK戦では1人目のティム・ペインとヒメネスがともに決め、そして2人目のアーヴィングとフォルミカが仲良く外すスタートに。

勝負が動いたのはクルス・アスルの4人目、バラデスのシュートをGKスプーンリーが見事にセーブした瞬間だった。

これを決めれば勝利、という最後のキッカーを務めたイーサがしっかりと期待に応え、オセアニア勢として初のクラブW杯3位という快挙を成し遂げた。

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