12月13日、クラブワールドカップは第2日目。北中米カリブ王者のクルス・アスル、アジア王者のウェスタンシドニー・ワンダラーズによる、準決勝進出を賭けた戦いが行われた。
試合の内容はまさにウェスタンシドニー・ワンダラーズだった。水が浮きボールをうまく動かせないピッチ状態の中、押し込まれながらもGKアンテ・チョヴィッチのスーパーセーブと最終ラインのブロックで何とか失点を逃れていく。
そして、一発のチャンスで先制する。65分にヤコポ・ラ・ロッカのミドルシュートが決まり、ウェスタンシドニーがリードを奪う。
しかし、このまま1点を守り切るのがウェスタンシドニーであるのだが、やはりクラブワールドカップの舞台ではそうはいかなかった。
74分にスピラノヴィッチが2枚目の警告を受けて退場し、89分にはファビアンをシャノン・コールが倒してしまいPKを与える。
これで追いつかれたウェスタンシドニーは、延長戦でトポー=スタンリーも退場してしまい9人に。チャンスを逃さないクルス・アスルが108分にパボーネのゴールで勝ち越し!
さらに118分にはポリャクのハンドで得たPKをクルス・アスルが決めて3点目。粘るウェスタンシドニー・ワンダラーズにとどめを刺した。