地域リーグ時代から素晴らしいスタジアムと熱いサポーター、そしてAC長野パルセイロとのライバル関係で注目を集めてきた松本山雅。悲願のJリーグ参入を果たした2012年以降、反町康治監督のもと着々とチームを強化してきた信州の雄が、ついにJ1への切符を手にした。
J2一年目から12位という成績を残し、2013年も惜しくも昇格プレーオフ圏内に届かなかったものの7位。ホーム最終戦、過去最多動員を記録したチームにとって、今季は昇格に向けた勝負のシーズンだった。
そして、変わらぬ熱に支えられた2014年、湘南ベルマーレが開幕から怒涛の快進撃を見せたJ2において序盤から好位置につけると、7月には自動昇格圏の2位に浮上。持ち前の走力と集中力に磨きをかけたチームはそのままシーズンを走り抜き、見事日本のトップリーグへとたどり着いたのだった。
松本は18日、記念すべきJ1初年度となる2015シーズンに向けた新ユニフォームを発表。(写真: アディダスジャパン)
アディダスがサプライヤーとなってから5年目を迎えたニューモデル、デザインはクラブ史上初のボーダー柄を採用。 クラブのアイデンティティである2色の緑を配色したほか、首まわりは襟付きに。より独創的なユニフォームに仕上がっている。
黒を基調にデザインされた右袖のJリーグロゴは、今年からタイトルパートナーが付いた「明治安田生命J1リーグ」所属チームの証。
アウェイ(2nd)はおそらくホームと同じテンプレートの白。バーガンディ系のパンツがかなり新鮮だ。
GKモデルもホームはボーダー柄。初のJ1で勝負の境界線(=ボーダーライン)に果敢に挑んでいく姿勢が表現されている。
スポンサーは引き続き、胸が「セイコーエプソン」、背中が「長野銀行」、袖が「キッセイ薬品工業」、パンツが「信濃毎日新聞」になるようだ。