~オセアニア編~
ベンジャミン・トトリ(ワイタケレ・ユナイテッド/ソロモン諸島代表 2007年、2008大会出場)
オセアニア代表といえば、AFC転籍前はオーストラリア、転籍後はニュージーランドのチームが出るのが当たり前になってしまったが、それを崩したのがソロモン諸島代表コンビのトトリ&メナピである。ちなみにオセアニア王者になった時は母国ソロモン諸島のコッサFC相手に勝利してのクラブワールドカップ出場であり少々複雑だったと言うが、大会前には家族のためにテレビを購入したという。
大会後は、ソロモン諸島代表としてオセアニア圏外(アメリカ)で初めてプレー。言うならばソロモン諸島の三浦知良だろうか。三浦知良(シドニーFC/元日本代表 2005年大会出場)
クラブ・”ワールドカップ”と来れば、夢の舞台であることには変わりがない。日本が誇るキングは38歳にして「まだまだ挑戦!」を合言葉にオーストラリアへの短期レンタルを選んだ。
シドニーFCでの様子はテレビ番組でも大々的に特集された。定評のある私服姿も披露~(おまけ)北中米カリブ編~
アレックス・アギナガ(ネカクサ/エクアドル代表 2000年大会出場)
最後におまけとしてクラブワールドカップの前身である世界クラブ選手権からも1例紹介しよう。北中米カリブ代表として出場したネカクサ(メキシコ)の中心は当時弱小だったエクアドル代表MFアレックス・アギナガと同代表FWアグスティン・デルガドのコンビであった。凸凹コンビはレアル・マドリー相手にPK戦の末に勝利をあげ3位入賞を果たし、世界に驚きを与えた。
大会後、エクアドル代表はワールドカップ出場の常連に。エクアドル代表の礎を築いたことは言うまでもない※代表歴と所属チームは大会当時のものです。ご了承ください。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ