Qolyでもこれまでお伝えしてきた通り、アーセン・ヴェンゲル監督に対するファンの態度は日に日に厳しい物へと変化している。
先日、ファンが「サヨナラを言う時だ」という横断幕を出したことが話題となり、ストーク戦の試合後にはロンドンへと帰る駅でヴェンゲル監督は、複数のファンにブーイングを浴びせられた。
そんなヴァンゲル監督の境遇や現状を歌ったかなり意地悪な替え歌が、現地から届いた。原曲は今年日本でも大ブームとなったディズニー映画『アナと雪の女王』の主題歌『Let It Go』である。早速お聞きいただこう。
この動画を再生してまず感じるのは、ちょっとヴェンゲル監督にも聞こえそうなこの男性の声である。動画の編集も相まって、まるでヴェンゲル監督が悲痛な思いを嘆いているようにも聞こえる。
この歌の中では同じロンドンをホームに持つチェルシーやモウリーニョ監督の対比でアーセナルが語られている。
特に、皮肉にもライバルチームで輝くことになったセスク・ファブレガスに対してかなりの執着心を持って描いている。"Cesc walked out like RVP(セスクはファン・ペルシーのように出て行った)"なんて歌詞も。
そして、脈絡もなく登場するコクラン。「おれたちにはコクランがいる!・・・ローン中だけどな」といったニュアンスだろうか(後にアーセナルへと復帰)。
ディアビも出てきた。制作者的には、おそらくこのパートで笑ってほしいのだと察する。
かなり皮肉的に扱っているためアーセナルファンの方には受け入れられない方もいるかもしれないが、この動画を作成したのは『gunnerBlog』という現地のファンのよう。ヴェンゲル監督はこの強い風当たりを跳ね返すことができるのだろうか。