さきほど横浜アリーナで行われた2014 Jリーグアウォーズ。今シーズンのJ1、J2、J3を盛り上げた選手や監督が出席し、ファンたちがその功績を讃えた。

遠藤保仁が35歳にして「最優秀賞」に輝き、 西大伍のゴールが「J1最優秀ゴール賞」を受賞した今年のアウォーズ。例年通りあらゆる賞が発表になったのだが、「フェアプレー個人賞」を獲得したサガン鳥栖FW豊田陽平のコメントがちょっぴりおもしろかったのでご紹介。

「フェアプレー個人賞」とは、「今シーズンのJ1全試合に出場し、フェアプレーで顕著な活躍、模範的となるプレーをした選手」に贈られるもので、今シーズンは6名の受賞者がいた。受賞選手は以下の通り。

西川 周作(浦和レッズ)
平岡 康裕(清水エスパルス)
水本 裕貴(サンフレッチェ広島)
森岡 亮太(ヴィッセル神戸)
工藤 壮人(柏レイソル)
豊田 陽平(サガン鳥栖)

受賞後、この6名の選手にはショートスピーチの機会が設けられたのだが、最後に登場した豊田は率直かつやや自虐的なコメントを残している。

豊田 陽平(サガン鳥栖)

「皆さん、こんばんは。サガン鳥栖の豊田陽平です。

僕自身、今年警告を1度受けているので、この賞を受賞するとは思っていなかったので、非常にビックリしていますし、しっかりこれを光栄に思い、来年以降もフェアプレーを続けていきたいと思います。

そして、 この賞を実はずっと狙っていて、サガン鳥栖というチームは荒く、汚いというイメージがついているので、それを払拭するためにも僕がフェアプレー賞を獲ってイメージを払拭して、日本のために良くなるようにしていきたいなと思っていました。

えー、 僕が受賞することで賛否両論あるかと思いますけど、これからもフェアプレーを続けて子どもたち、見に来て下さる皆さんに良いゲームを、感動してもらえるようにプレーしていきたいと思います。今日はありがとうございました」

※口語調のまま掲載

式典終了後、豊田はインタビューに答えている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介