J1最終節が6日に行われ今季のリーグ戦全日程が終了した。開幕前にウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランを獲得し話題をさらったセレッソ大阪だったが、ふたを開けてみれば最終節をまたず降格、来季はJ2で戦うこととなった。

近年では、ジュビロ磐田、ガンバ大阪と実績のあるチームがJ2降格を喫しているが選手は多くが残留しチーム力を維持したままJ2を戦った。しかし、セレッソ大阪の選手には早くも移籍の報道が相次いでおり、今オフは草刈り場になりそうな状況だ。そこで移籍の噂をまとめてみた。

■DF 扇原貴宏 → ヴィッセル神戸?
長年DF登録だが、セレッソ、代表共にボランチでプレー。2シーズン連続で30試合以上に出場、アギーレジャパンにも招集された。日刊スポーツデイリーなどが神戸入りを報じている。クルピ監督とセットの移籍との報道は今となっては信憑性は低い。セレッソとの契約も残されているが果たして?

■DF 山下達也 → 残留?浦和?
2013シーズンにレギュラーをつかむと、今季は日本代表に初招集され引き続き力を示した。力のあるセンターバックは日本には希少だけにJ1浦和が興味を示しているという報道もあったが、今月に入り残留を宣言

■MF 長谷川アーリアジャスール → 海外移籍?
今季FC東京より加入しレギュラーとしてプレーした。しかし、アーリアを連れてきたポポヴィッチはすでに監督を退任しレアル・サラゴサ(スペイン)の監督へ転身している。6月の中断期間にはGoal.comがドイツ・カールスルーエへの移籍を報じた。海外移籍に際してはフリーでできるという契約だけにドイツ、または恩師ポポヴィッチのいるスペインも視野か?

■MF 山口蛍 → 残留?海外移籍?
ブラジル・ワールドカップにも出場したが、現在は怪我からのリハビリ中。ワールドカップ前にはフィオレンティーナ、アタランタが興味と報じられた。スポニチによると残留が濃厚だが海外移籍なら容認というのだが、果たして?

■MF 丸橋祐介 → 鹿島アントラーズ?
JリーグではMF登録だが左サイドバックでプレー、今季も30試合以上に出場し3得点をあげている。このポジションはリーグ的に見てもタレント不足で左足の技術だけとってもJ1クラスだけに他クラブはほおっておかないだろう。スポーツ報知が 『【鹿島】C大阪・丸橋に正式オファー、元U22代表左SB』とニュースを取り上げている。