2日に2015年コパ・リベルタドーレスの組み合わせ抽選会が行われたことはQolyでもお届けしたが、それから数時間後、グループ4に入ったエメレクが加盟するエクアドルサッカー連盟から「まだエメレクの(正式な)出場は決まっていない」旨の連絡がCONMEBOLに届いたという。南米各メディアが伝えている。
春秋1シーズン制を採用するエクアドルの国内リーグは2ステージ制と同様、上半期と下半期を分けてリーグ戦を行い、その優勝チーム同士が年間王者をかけて戦う仕組みになっている。彼らに与えられたリベルタドーレスの出場枠は3で、(1)年間王者、(2)準優勝チーム、(3)年間勝ち点最上位チーム、の順で出場権が与えられ、(3)のチームは予備戦からの登場となる。
「出場は決まっていない」とは言っても、エメレクは上半期で首位となり準優勝以上が確定しているため出場権そのものは既に得ている。しかし、現在も続いている下半期のリーグは決着が付いておらず、まだ(1)に入るか(2)に入るかは決まっていない状況にある。
しかし、昨日行われた抽選会で・・・
GRUPO 4.
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— Copa Libertadores (@CBrLibertadores)
2014, 12月 3
エメレクはエクアドルの(1)としてグループ4に組み込まれてしまったわけだ。
SNSなどではこの抽選直後からエメレクの出場が決まっているかどうかの議論で盛り上がり、一両日中にエクアドルサッカー協会が否定する事態に至った。手続き上の不具合によりこのようなことになった模様だが、リーグのレギュレーションが毎年ころころ変わる複雑な南米ならではの出来事であった。