12月3日、『Daily Mail』は「元イングランドU-21代表MFマシュー・エザリントンが現役を引退することを発表した」と報じた。
マシュー・エザリントンは1981年生まれの33歳。ファルマウス・タウン、ピーターボロ・ユナイテッドの下部組織で育成され、ユース時代はイングランドの年代別代表にしばしば選出されていた。2000年にトッテナム・ホットスパーへ移籍し、プレミアで実績を作った後、2003年にウェストハム・ユナイテッドへと移った。
そして2009年1月にストーク・シティに加入し、およそ4年半にわたってレギュラーとして活躍。フル代表ではないものの、イングランドの名チャンスメイカーの一人として名を馳せた選手である。
しかし昨季の途中に背中の怪我が悪化したことにより今夏ストーク・シティから放出され、今季は所属クラブがない状態となっていた。
また、ギャンブル依存症に罹っていた経験を持つことでも知られており、努力の末にそれを克服したことでも話題となった。
マシュー・エザリントン
「継続的な背中の怪我のため、僕がプロサッカー界から引退する日がやってきた。いくつもの素晴らしい思い出を抱いている。
僕は15歳でデビューを果たした。僕がプレーしてきた全ての偉大なクラブ、そしてサポーターたちに感謝したい。この道のりの中で僕はいくつかのミスを犯したが、それが今日の僕を作っている。今見えるものは、誇りある過去と、そして楽観的な将来像だ」
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ