2014シーズン、中国の杭州緑城で岡田武史監督のアシスタントコーチを務めていた小野剛氏が新たに就任したロアッソ熊本。北嶋秀朗(引退)、南雄太(横浜FC)などが抜けた一方、地元出身の元日本代表FW、巻誠一郎が加入。基本的には若手主体のチームでシーズンに臨んだ。

開幕戦となったホームでのアビスパ福岡戦、今季最初のバトルオブ九州を2-1で制すと、その後、GKに負傷者が続出しGKコーチを務める44歳の加藤竜二が瞬間的に7年ぶりの現役復帰を果たす緊急事態を経ながらも中位をキープ。6月から8月にかけて2勝4分8敗と低迷に陥ったものの、ヴィッセル神戸のMF髙柳一誠を補強するなどで終盤戦に盛り返し、最終成績は13位。クラブ創立10周年の“午年”という節目の年に昨季よりも6つ順位を上げるまずまずの結果を手にした。

なお、小野監督とは1年契約のため、オフに入ってから2015シーズンに向けた契約延長交渉が行われているとみられる。

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熊本はシーズン終了後、合志市の御代志市民センターで開催された「ロアッソ熊本Thank you 2014」において、2015シーズンのフィールドプレーヤー用新ユニフォームを発表。(写真:ロアッソ熊本)

ニューモデルは、クラブカラーであり熊本県の代名詞でもある『火の国』をイメージした「くまもとの赤」とともに、県が打ち出しているもう一つのテーマ『水の国』から「くまもとの水」を表現した2本立てデザイン。

赤のホーム(1st)には水色、水色のアウェイ(2nd)には赤がそれぞれ差し色として取り入れられている。

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「火も水も」というのは欲張りな感じもするが、熊本のユニフォームとしてはなかなか新鮮な仕上がり。

スポンサーはひとまず2014シーズン仕様で、来季引き続きホームに「白岳」、アウェイに「白岳しろ」という高橋酒造の別ブランドが入るのかも熊本の場合は気になるところだ。(背中の「くまモン」もぜひ継続してほしいが・・・)

新ユニフォームは11月27日、九州産業大学のFW田中達也(※別人)の加入発表で早くもひと仕事。

ちなみに、2014シーズンのスポンサーは他に、背中が健康食品・サプリメント販売の「えがお」、袖は「日本トータルテレマーケティング」が務めている。

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