J1昇格プレーオフ準決勝でゴールを決めたGK山岸に注目が集まっている。QOLYではこれまでもゴールキーパーの得点に焦点をあてた記事を度々特集しているが、今回はJリーグでゴールキーパーが得点を挙げたケースを見ていこう。
1人目:田北雄気(浦和レッズ)
1996年11月9日 Jリーグ第30節 浦和レッズ VS 横浜フリューゲルス
Jリーグ史上初のゴールはPKだった。当時浦和レッズのゴールキーパーだった田北は、その後日本代表で長く活躍する楢崎相手に狙いすましたシュートを決めた。退任が決まっていたオジェック監督は試合に勝利、有終の美を飾った。
2人目:松永成立(京都パープルサンガ)
(動画なし)
1999年4月7日 ナビスコカップ1回戦 京都パープルサンガ VS モンテディオ山形
Jリーグ2人目のゴールは流れの中から。クリアボールが風にのりあれよあれよと敵陣ゴールマウスへ入り推定85mの長距離シュートとなった。対戦相手のGK鈴木克美はこのことが元で後年トリビアの泉にVTR出演を果たした。
3人目:菅野孝憲(横浜FC)
2004年7月10日 J2第22節 横浜FC VS サガン鳥栖
自陣からのフリーキックが相手GK富永康博手前で跳ね返りゴール。推定88m弾は当時のJリーグ最長距離でのゴールとなった。尚、横浜FCで菅野を指導していたのは上述の田北である。
4人目:高木義成(東京ヴェルディ1969)
2006年7月12日 J2第27節 東京ヴェルディ VS ベガルタ仙台
その菅野をトレースする様な自陣からのFK弾!記録を1m更新する89m弾はJリーグ記録となった。対戦相手のGK高桑大二朗は元ヴェルディで2人は2002年に短期間ながらチームメイトだった。
5人目:村山智彦(松本山雅FC)
2013年11月10日 J2第40節 松本山雅FC VS モンテディオ山形
Jリーグでは7年ぶりとなるGK弾。自陣からのキックが直接ゴールに入ったケースである。ゴール後にここまで喜びをあらわにするのも珍しい。
最後に6人目となった、山岸のゴールをもう一度振り返ろう。
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