11月26日、『Calciomercato』は「フランス・リーグアンのマルセイユに所属しているブラジル代表DFドリアに対し、ユヴェントスやローマ、ラツィオなどが興味を示している」と報じた。

マテウス・ドリア・マセド、通称”ドリア”は1994年生まれの20歳。ミスが目立つものの激しい闘争心を備えた左利きのタフなディフェンダーで、精神面とフィジカル面に高い評価を受けている。

10代からボタフォゴのトップチームでレギュラーとしてプレーし、19歳に早くもブラジルのフル代表に選出された経験を持つ期待の選手。U-20代表ではキャプテンを務め、2013年、2014年とトゥーロン国際大会を連覇した。

そして今夏マルセイユに700万ユーロ(現在のレートでおよそ10億円)という移籍金で加入したものの、これがマルセロ・ビエルサ監督の希望でなかったということで、当初から一切戦力に数えられておらず、現在まで5試合にベンチ入りしたのみである。

当然ながらドリア側はその状況に不満を持っており、チームを離れる可能性を模索しているとのことで、そこに接触しようと考えているのがユヴェントス、ローマ、ラツィオなどのクラブであるとのことだ。

ただし、マルセイユ側としては大金をはたいて獲得した選手を安値で出すわけにもいかず、ローンでの放出であれば可能性があるのではないかと推測されている。


【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名