11月13日、ペルシャ湾岸地域の8か国が参加して行われるガルフカップの2014年大会がサウジアラビアで開幕した。
盛大なセレモニーの後に行われたのは地元サウジアラビアと強豪カタールの一戦。
エースのセバスチャン・ソリアを個人的な事情で、そして中心選手のハルファン・イブラヒムを怪我で失っているカタールは攻撃の迫力不足が目立ち、厳しい展開。
そしてサウジアラビアが前半のうちに先制。右から裏に抜け出したアル・シャムラーニの折り返しを、ファハド・アル・ムワラッドがゴールに押し込んだ。
しかしカタールも後半に選手を入れ替えて反撃。53分にはコーナーキックからイブラヒム・マジードのヘディングで同点ゴールを決めた。
サウジのGKワリード・アブドゥラーは弱点として知られるファーへのハイボールにまたもミスを犯した形だ。
このあとスコアは動かず1-1で試合は終了。互いに勝ち点を分け合う結果となったが、グループでは1位、2位の最有力候補であり、どちらにとっても悪くないものだろう。