11月3日、『Tuttomercatoweb』は「広州恒大の監督を退任したマルチェロ・リッピ氏は、代表チームであれば指導者に復帰する可能性があると話した」と報じた。
先日自身の指揮下において中国超級リーグ3連覇を達成したマルチェロ・リッピ監督は、その直後に指揮官から離れてテクニカルディレクターになることを発表。監督としての引退も表明した。
しかしリッピ氏は「代表監督であれば復帰の可能性はある」と話し、国際的なプロジェクトであれば興味を引くかもしれないと明かした。
マルチェロ・リッピ
「クラブでのサッカーは終わりだ。トレーニングを行い、気持ちを上げていく作業も終わりだ。しかし、代表チームについては扉は閉めていない。
この1年の契約が満了になった時には、おそらく広州との新しい取引にサインするだろう。しかし、主要な国際的なプロジェクトならば、自分の興味を呼ぶことが出来る。
私はもう老人だが、この年齢であっても、監督をやる準備はできている。
しかし、最近の数か月は心的な疲労を感じていた。広州は6~7か月までに契約の更新を求めてきたが、私は故郷からとても遠くに感じていた。それが自分にとって大きくなっていた。それが決定を行った理由だ。
私は今テクニカルディレクターであり、それはこれまでよりも故郷に帰ることが出来る役割だ。自分もクラブも、この新しい役割に興奮している。
広州での冒険は美しかった。2年半前に中国を選んだ時、その冒険に魅了された。そして、その期待は全て叶えられたと言わざるを得ない。3つのリーグ制覇、カップ戦、そしてクラブ・ワールドカップでプレーした後、自分は非常に満足していると言うことが出来る。
3年間の成功の後、私は非常に満足している。広州は初めてアジアのトップクラブになったと言えると思う」