6月30日、『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのジェノアの経営陣は、所属している元イタリア代表FWアルベルト・ジラルディーノに中国への移籍を勧めている」と報じた。

かねてより中国超級リーグの広州恒大がアルベルト・ジラルディーノの獲得に興味を示していることは報じられてきた。監督を務めるマルチェロ・リッピは彼をイタリア代表に招集した人物でもあり、かつての教え子を引き入れたいと考えているようだ。

広州恒大が提示している年俸は300万ユーロ(およそ4億2000万円)であるとのことで、ジェノアでの条件の倍近い数字となっている。

しかしジラルディーノは経済的な問題ではなく家族との関係も考慮して二の足を踏んでおり、さらにトルコのベシクタシュからもオファーがあることも影響しているようだ。

ジェノアは彼を放出することで得られる資金によって、かつて保有した経験を持つ元イタリア代表FWマルコ・ボッリエッロを補強する計画を立てており、ジラルディーノがオファーを受託するように説得する方針であるとのことだ。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手