『La Repubblica』など各メディアは「イタリア・セリエAのユヴェントスは、株主総会において記録的な売上高を計上したことを明らかにした」と報じた。
近年イタリア・セリエAを席巻しているユヴェントスは昨季3連覇を達成。イタリアで数少ない自前のスタジアムを所有していることで収入面にもアドバンテージがあり、収容率も非常に高い。この結果3億1580万ユーロ(およそ429億5000万円)というクラブ記録の売り上げになったという。
アンドレア・アニェッリ ユヴェントス会長
「歴史上で1度だけ経験していたものを、我々は再び成し遂げた。5月に我々は3連覇を達成した。それは80年前、1930年代以来のもの(1930~35年に5連覇している)だ。ユヴェントスはイタリアサッカー界での記録を作った。
スポーツ面で言えば、勝利する能力があると証明されているアッレグリ監督のそばにパヴェル・ネドヴェド、ファビオ・パラティーチがおり、健全な基礎を持っている。さらに新しい挑戦に向かう準備が出来ており、4連覇を勝ち取るために動いている選手たちを備えている。
ユヴェントスに関わる皆の働きは、今日の売上高に導いてくれた。テレビ放映権、そして試合ごとの収入などを総合し、我々の営業収入は2億8050万ユーロとなった。
選手の肖像権での収入を含んだ場合、それは歴史上初めて3億ユーロを超える。正確には3億1580万ユーロだ。ほとんどの者が信じなかったものが可能だった」