日本代表DF長友佑都の移籍金をめぐる問題について『forzaitalianfootball』が伝えている。
それによれば、スポーツの仲裁者(CAS??)はチェゼーナに対し、 日本代表DF長友佑都の2010年の移籍に伴う160万ユーロ(現在のレートで約2.1億円)をFC東京に支払わなくてはならないと通告したという。
両クラブはいまだ支払われていない移籍金についての論争を解決するためにスイスで会談を行ったそうで、『Corriere di Romagna』によれば、チェゼーナの代表はスイスのルツェルンにある裁判所に未払いの金を2度の分割で支払うことができるよう求めたという。
FIFA懲戒委員会はチェゼーナの訴えを今後数か月以内に議論する見込みだそうだが、FC東京側が分割プランには乗り気でないため、全ての金を一括で支払わなければならなくなりそうだという。チェゼーナ側が法的に勝利する可能性はごくわずかで、ジョルジョ・ルガレージ会長はいつ金を支払い、日本のクラブとの論争を終わらせるかを単に決めることになるだろうと伝えられているそう。
少なくとも数か月前までの段階でチェゼーナが長友の移籍金を支払えていなかったのはどうやら確かのようだが、今回の情報が格たるものなのかまだ判然としていない。記事内ではCASとは明記されておらず、また同機関の本部があるのはルツェルンではなくローザンヌである。
ひとまず続報を待ちたい。