10月12日に開幕したスズキカップ予選は3日目となり、折り返し地点を過ぎて早くも6試合目を迎えた。
2年前に予選を突破しているミャンマーと、東南アジアでも力が劣る国であるブルネイの対戦は、やはりその差が出る結果となった。
ブルネイはロングボールを多用して前半は何度か裏を取る場面も作ったが、ゴールを奪えずに終了。やや苦戦していたミャンマーであったが、後半開始直後に得点を立て続けに決めた。
48分にはチョウ・コー・コーが右サイドから飛び出して仕掛け、シュートがキーパーに弾かれたところを投入されたばかりのミン・ミン・トゥーが押し込む!
さらに53分には一点目を演出したチョウ・コー・コーが強さを見せて追加点を奪取。
78分にはやや隙の大きなディフェンスからアディ・サイードにゴールを破られるも……
82分にも途中出場のチー・リンが強引な縦の進出からゴールを決めて3-1。
フィジカルとスピードを生かして高い攻撃力を発揮したミャンマーがブルネイを順当に破り、得失点差で東ティモールを上回り2位に浮上。
明後日行われるカンボジア戦で勝利し、同時に東ティモールが引き分け以下だった場合、ラオスとミャンマーの本大会行きが決定する。