10月12日に開幕したスズキカップ予選は折り返しとなる3日目を迎えた。対戦するのはブラジル人の増加で強化された東ティモールと、初戦に敗れたカンボジア。
ここまで1勝1分けという好成績を残してきた東ティモールは、その勢いを見せて前半25分に先制点! ジオゴのフリーキックから主将アンギスが決めた。
さらに51分にはフィリペ・サントスの芸術的なヒールシュート! これでリードが2点に広がる。
ところがそのあと、初戦で敗れており後がないカンボジアが怒涛の反撃を見せる。60分に途中出場したばかりのソク・チャンラスメイがわずか4分でゴールを決めると…
さらに78分にもソクがヘディングで追加点。試合を振り出しに戻す。
これで終わりかと思えば、それから4分後にもヘディングで逆転ゴール。60分に途中出場し、そしてわずか22分のプレー時間でハットトリック! ソク・チャンスラメイがカンボジアの救世主となった。
好調なスタートであった東ティモールもさすがに3連戦とあって疲労が見られ、カンボジアのスピードに翻弄される場面が目立った。
しかも、東ティモールは明後日にも試合があり、さらに地元ラオスとの対戦となる。この試合を落としたのは非常に痛いところだ。