10月15日、『L'Equipe』は「フランス2部・リーグドゥのル・アーヴルの新会長に就任したクリストフ・マイヨール氏は、元ブラジル代表FWアドリアーノの獲得を希望している」と報じた。

アドリアーノは1982年生まれの32歳。2001年にフラメンゴからインテルに加入し、その後移籍したパルマでブレイク。チェーザレ・プランデッリ監督の下で中田英寿、アドリアン・ムトゥとの3トップを組み活躍を見せたことで知られている。

ただ2004年1月に復帰したインテルでは徐々に調子を崩し、負傷や規律違反を繰り返した上、うつ病を患っていることも発覚するなどしてブラジル代表からも離れざるを得なくなってしまった。

ブラジルに帰ってからもトラブルが続いており、しばらく公式戦の出場機会がない状態が続いている。今年アトレチコ・パラナエンセと契約を果たしたものの、わずか2か月でそれが解除されており、現在は無所属の状況である。

ル・アーヴルは今季開幕から不調に陥っていたが、その後徐々に調子を取り戻し、9月末には3連勝をするなどして一桁順位に浮上。現在は7位と昇格争いに絡んでいる。

クリストフ・マイヨール氏はかつてラグビー選手として活躍した経験を持っている実業家で、8月19日にル・アーヴルの会長に就任した。


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