今年2月にアトレチコ・パラナエンセと契約し、ピッチに戻ってきた元ブラジル代表FWアドリアーノ。
32歳になった「皇帝」はこのほど行われたコパ・リベルタドーレス、対ザ・ストロンゲスト戦で移籍後初ゴールを決めた。
アドリアーノにとってこのゴールはコリンチャンス時代の2012年2月25日にサンパウロ州選手権でボタフォゴ相手に決めて以来の得点だったとアトレチコ・パラナエンセのHPでは伝えている。 実に773日ぶりだそう。
ただ、チームは1-2で痛恨の敗戦。この結果、ザ・ストロンゲストに勝ち点で逆転され、グループリーグでの敗退が決まってしまった。
試合後、アドリアーノは「決勝トーナメントに進めなかったことは残念だけど、自分にとっては重要(なゴール)だった。言い訳は無用だけど、(ボリビアの首都ラパスの)高度によってプレーに違いが生じた」とコメント。 また、これが移籍後初となるフル出場だったそうだが、「 2年間プレーしないで過ごしてきたので、試合勘がちょっと欠けていた。(復帰するために)計画した全てのことをやり遂げた。 (これから始まる)ブラジル全国選手権のことを僕らは考えなきゃならない。いい大会にするためにね」とも語っている。