10月7日、『Corriere dello Sport』は「バンフィエルドの監督を務めている元アルゼンチン代表MFマティアス・アルメイダは、ラツィオを指揮したいという希望を明かした」と報じた。

かつてラツィオやパルマ、インテルなどで活躍を見せ、豊富な運動量と闘争心に溢れたボランチとして名を上げたアルメイダ。2011年にリーベル・プレートで引退後そのまま監督となり、2013年に2部のバンフィエルドと契約。初年度に昇格を成し遂げるなど、大きな結果を残した。

今夏ラツィオの監督が交代した際にもその候補になっているのではないかと報じられ、本人も前向きなコメントを残していたが、最終的にはそれは実現せずに終わっている。


マティアス・アルメイダ バンフィエルド監督

「そこに行って指導するのは、監督になった時からの夢だ。スクデットを勝ち取るため、いつかラツィオを率いるだろうと確信しているよ。現代的で攻撃的なサッカーを提示したい。

これまで教わったコーチから多くのことを学習してきた。しかし、誰もコピーすることなく、フットボールに関する哲学を追及していきたい。

ラツィオは僕の心に残っているんだ。2番目の故郷であり、とても幸せに感じていた。監督としてそこに戻り、選手であったころと同じ気持ちで暮らせると思う。

ローマに行くことはないよ。ラツィオはこれまでのところ僕を求めたことはないが、その日が来ることを確信している。そうしたら僕は戻るし、そして勝利するよ。

当時、イタリアに行くことは夢だったんだ。誰も僕のことを知らなかったが、ラツィオと監督のおかげで、このシャツを着て勝利するチャンスを貰い、自分を提示することが出来た。タイトルを取り、トロフィーを掲げた。選手たちはクラブの歴史に残った。それは自分が誇れるものなんだ」


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