9月30日、オーストラリアサッカー連盟は、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズのトニー・ポポヴィッチ監督の記者会見の内容を掲載した。
今季ACLで快進撃を続けているウェスタン・シドニー・ワンダラーズ。初出場で決勝トーナメント進出を決めたばかりか、サンフレッチェ広島、広州恒大を破って準決勝に進出。先々週には多くの出場停止者を抱えながらもFCソウルとのアウェイゲームも0-0と引き分けで乗り切った。
10月1日に決勝進出をかけた大一番に臨むトニー・ポポヴィッチ監督は、「ここで広島に勝てたのだから、ソウルにも勝てるはず」と自信を見せた。
トニー・ポポヴィッチ ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ監督
「我々はこのような状況に直面したことがある。我々はサンフレッチェ広島をここに迎え、最低でも2点を取って勝たなければならなかった。ハーフタイムでは0-0だった――そして、我々は何も変更していない。組織は全く同じ。そして、我々はその試合に勝ったんだ。
我々は勝つことが出来ると理解している。試合の最初から最後まで、ゴールを得ていようが得ていなかろうが、勝者になれることをね。
試合がどのように進むか、どれだけリラックスできるかは預言できない。しかし、我々は覚悟が出来ている。フィジカル的にもメンタル的にも試合に臨む準備がある。その時が待ちきれないね。
これらは誰もが求めてきたものの一部だ。クラブとして、我々は短い歴史の中で幸運にも多くのビッグゲームを経験できた。そして今、ACLの準決勝にいる。
タフな試合になるだろうし、満員に近い観客の中で良い雰囲気が作られるだろう。明日の夜そうなることを期待しているし、結果を得るために出来る限りの努力をする」