9月23日、イングランド・プレミアリーグのリヴァプールは「本拠地アンフィールドのスタンド拡張計画に自治体からの建設許可が出された」と発表した。
アンフィールドの拡張案は2012年10月にリヴァプール市議会によって発表されたもので、今年7月には全ての土地買収が終了し、工事がスタートしていた。
今回市議会の計画委員会のメンバーが、タウンホールで行われた会議において、メインスタンド、およびアンフィールド・ロード・スタンドの建築許可を付与することを全会一致で決議するとともに、現状のアンフィールドの視察を行ったとのことだ。
メインスタンドの拡張計画についてはおよそ8500席が追加される形となり、建設は来年初頭からスタートする予定。また、北東部を通っているアンフィールド・ロードに覆いかぶさるように拡張され、4800席の増加となる『アンフィールド・ロード・スタンド』にも許可が出されている。
これらは2016-17シーズン開幕までに工事が完了するスケジュールで進められ、その間も試合はアンフィールドで開催される。
ジョー・アンダーソン リヴァプール市長
「これは新たな雇用、投資、住宅をもたらし、アンフィールドエリアを変革するという野心にとって非常に重要な一歩である。
計画全体においては2億6000万ポンドがアンフィールドに投資されるだろう。リヴァプールFCのスタジアム拡張計画はこれらにおける重要な部分である。
クラブは、このエリアにおける主な雇用主である。そして、スタジアムは観光客をけん引するための主要な要素である」
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ