プレミアリーグの開幕まであと1週間。

各チームがプレシーズン最後の調整を行う中、昨シーズンの2位リヴァプールはホームで強豪ボルシア・ドルトムントとの最終調整となるテストマッチに挑んだ。

ともにヨーロッパを代表するビッグクラブであり、"You'll Never Walk Alone"という名曲をサポーターズソングに持つ両チーム。UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメントで実現してもおかしくはない好カードには多くの注目が集まっており、試合が行われたアンフィールドには大勢のサポーターが押し寄せた。

そんなこの試合、ドルトムントの名指揮官ユルゲン・クロップ監督がこんなお茶目な仕草を見せていたようだ。

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アンフィールドのピッチへと続く廊下に掲げられたパネルをタッチするクロップ監督。

このパネルには"THIS IS ANFIED"と書かれており、リヴァプールの選手にとって神聖なお守りとして知られている。リヴァプールの選手たちの中には、ピッチへと入場する際に願掛けの意味も込めこのパネルをタッチするという風習があり、クロップ監督は今回、敵ながらその習わしを真似て話題となっていたのだ。


【スタジアムツアー参加者もこれをするのが恒例のよう】

ちなみに、そんなクロップ監督の願いも届かず、試合は4-0でリヴァプールが快勝した。

ダニエル・スタリッジが先制点をあげると、新加入の期待のDFデヤン・ロヴレンが追加点。その後もフィリペ・コウチーニョとジョーダン・ヘンダーソンが続き、ドルトムントという黄色い強敵に完勝を収めた。
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