『Skysports』は「ハル・シティのオーナーを務めているアシーム・アラム氏は、名称変更が認められなかったことからチームを売却する方針を重ねて明らかにした」と報じた。
エジプトの実業家として知られるアシーム・アラム氏は、2010年にハル・シティの所有権を購入し、オーナーに就任。2013年にクラブ名を『ハル・タイガース』に変更しようという試みを行ったものの、サポーターによる激しい反対を受け、さらにイングランドサッカー連盟(FA)がその申請を却下していた。
KCスタジアムでの記者会見に臨んだアシーム・アラム氏は、やはり様々な問題からクラブを売りに出す方針であることを明らかにした。
アシーム・アラム ハル・シティ オーナー
「最近多くの噂が流れていた。それは良いものではない。したがって、私は直接記者会見を開き、誤解を解く方が良いと考えた。
我々は、クラブが売り出し中であると今年の初めに述べた。世界中にクラブを広めるためにはハル・タイガースというブランドネームが必要であるが、それがブロックされた。
4月9日に下されたFAの決定の結果、私は4月10日にクラブを売りに出すと発表した。その決定を尊重することを示すために、まだハル・シティという言葉を使用している。もし名称の変更が失敗した場合、24時間以内にクラブを離れるだろうということは、10か月前に私が発表した通りだ。
実際のところは22時間だった。私が何かを言う時、それは常に本気である、我々はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に対してFAの決定に関する訴えを起こしている。
我々は肯定的な結果になることを希望している。あるいは、FAが決定を再考してくれることを望んでいる。
クラブが売却されるときか、あるいは訴えが認められるときか――どちらが先に結論に達するにしても、我々はクラブへの献身を続ける。その証拠はマーケットでの素晴らしい補強である。
訴えが先に認められるならば、何の問題もない。もし売却が先に来るならば――売られる。
もしそうなれば、私は目に涙を浮かべながらクラブを手放すことになる。なぜなら、私の仕事は終わっていないからだ」