スパルタク・モスクワは5日、セルビアの名門ツルヴェナ・ズヴェズダ(レッドスター)を迎え、こけら落としのゲームを開催。

試合は開始間もない8分、ロシア代表MFドミトリ・コンバロフのゴールでスパルタクが先制するも、84分にズヴェズダのルカ・ヨヴィッチが同点弾を決め1-1の引き分けに終わった。

コンバロフが狡猾なゴールで新スタジアムの記念すべき初ゴールを記録している。

ちなみに、スパルタク・モスクワでトップ登録されているものの主にBチームの「スパルタク・モスクワII」でプレーしている19歳の攻撃的MF、篠塚一平(写真一番左)もこの試合に出場。

篠塚は千葉県我孫子市の出身だが、日本人とロシア人のハーフで東日本大震災後に一時避難したロシアで注目を浴び、17歳だった2012年夏にスパルタクと契約。昨年はU-19ロシア代表にも招集されており、いろいろな意味で今後の動向が気になる若手選手の一人だ。

試合のフル動画。同点となった直後の85分から出場した篠塚は、左のウィングとしてプレー。惜しいシュートも放った。

ついに開業した「オトクリティエ・アレーナ」。今週末の14日に行われるロシア・プレミアリーグ第7節、スパルタク・モスクワ対トルペド・モスクワのダービーで公式戦が初開催される。

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