9月4日、『Skysports』は「フランス代表DFバカリ・サニャは、今夏アーセナルからマンチェスター・シティに移籍したことについて理由を説明した」と報じた。
オセールから2007年にアーセナルに移籍し、7シーズンに渡ってロンドンでプレーしたバカリ・サニャ。しかし今夏は満了となる契約を更新することを拒否し、マンチェスター・シティへの移籍を選択した。
より厳しいポジション争い、そしてそれに負ければ代表での存在にも影響を与えるリスクを抱える移籍であったが、サニャは「努力を続けるために競争が必要だった」とその決断の理由を説明した。
バカリ・サニャ
「僕は31歳だ。アーセナルを離れるには適切な時間だった。僕は家族のようなクラブを去った。そこは僕が非常に若い時に加入した場所であり、アーセン・ヴェンゲルとも常に親しくしていた。
マンチェスターとロンドンの間には都市として違いがある。天候に関してもね。そして、2つのクラブの間でもそうだ。
しかし、僕は今さらに厚い選手層があるチームの一員となった。ここでレギュラーを勝ち取ることは、自分にとってさらに難しいものだ。
フランス代表での場所を失うというリスクがある、というのは当然のことだ。しかし、僕はそれをあまり考慮に入れていない。僕はこれまでよりもより強くなっている。それは僕が捜していたものなんだ。今後一層の努力をするために、それを必要としていた。
アーセナルにはまだ質がある。しかし、僕は選手がチームを離れるのを見て残念に思うファンの気持ちも理解できる」