8月31日、『MARCA』は「リーガ・エスパニョーラのバレンシアは、マンチェスター・シティに所属しているスペイン代表FWアルバロ・ネグレドの獲得に動いている」と報じた。
また、同紙は「バレンシアはインテルに所属しているコロンビア代表MFフレディ・グアリンの獲得を検討している」とも伝えている。
今夏ジョルジュ・メンデス代理人と懇意であることで知られるシンガポール人大富豪のピーター・リム氏がオーナーに就任したバレンシア。豊かな資金力を得て大きな補強が噂されたものの、手続きがなかなか進まなかったこともあり、それほどインパクトを与えるものにはなっていない。
しかし、先日完全にクラブの買収が完了したこともあり、マーケット最終日に向けようやく大きな動きを見せようとしているようだ。
ただ、マンチェスター・シティはネグレドに対して2500万ユーロ(およそ34億円)の移籍金を設定しているうえ、放出するのであれば現金化する方針を示している。どうやらバレンシアはこれを支払う余裕はないとのことで、交渉はかなり難しくなることが予想されている。
また、フレディ・グアリンについては先日ゼニト・サンクトペテルブルクが1200万ユーロ(およそ16億4000万円)のオファーを送っている。これはタイミングの問題で拒否されているものの、同程度の金額で獲得は可能であると考えられている。
なお、この収入によってインテルはストライカーの獲得に動くとのことで、パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシ、リヴァプールのイタリア代表FWファビオ・ボリーニがターゲットであるという。