8月30日、イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは「リーガ・エスパニョーラのバルセロナからカメルーン代表MFアレクサンドル・ソングを獲得した」と公式発表した。

既に今日行われているサウサンプトン戦でお披露目が行われ、ソングはファンの前に姿を現している。契約については今季限りのローンで、買取オプションの有無については特に記載がない。

アレクサンドル・ソングは1987年生まれの26歳。2005年にバスティアからアーセナルへと移籍し、後にレギュラーを獲得。2008年あたりからはチームの中心選手となっていたが、2012年にバルセロナへと移籍した。

しかしスペインではあまり活躍することが出来ず、レギュラーと言うよりはボランチとセンターバックのサブとして選手層の厚みを加える存在となっていた。本人も今夏は移籍する可能性を示唆しており、退団が噂されていた。


アレックス・ソング

「スペインに居たときは、いつも『ここを離れるのならばプレミアリーグがいい』と言っていたんだ。

これはとても厳しい決断だった。チャンピオンズリーグでプレーしているクラブという選択肢もあったからだ。しかし、僕は最終的にウェストハムを選んだ。それはプレミアリーグに来たかったからだ。僕に多くのものを与えてくれたリーグだ。ここで成し遂げてきたものを終わらせたくない。

私の家族にとってもそうだ。子供も妻もイングランドに戻りたがっていた。これは非常に重要だった。ウェストハムでプレーできるのはいい機会であり、それを受託することにした。

ここに来ることが出来てとても嬉しいし、このクラブのプロジェクトの一部であることを非常に誇りに感じている」


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