8月29日、フランス・リーグアンのモンペリエは「元フランスU-21代表MFバンジャマン・スタンブリが、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーに移籍することが決まった」と発表した。

『Skysports』によれば今後バンジャマン・スタンブリはメディカルチェックを行うためにロンドンを訪れ、その結果によって契約が結ばれる予定であるとのことだ。

トッテナム・ホットスパー側からはまだ何のアナウンスもされていないものの、モンペリエから正式に声明があったことから、後日何らかのレスポンスがあるものと期待される。

バンジャマン・スタンブリは1990年生まれの24歳。かつてマルセイユやギニア代表、スダン、イストルなどで指揮を執った監督アンリ・スタンブリの息子で、モナコを何度か率いたローラン・バニデ監督の甥にあたる選手。

2010年にデビューした際にはセンターバックで使われていたものの、後に本職であるボランチに定着。特にチュニジア代表MFジャマル・サイヒが怪我で苦しむようになってからはチームの中心選手となり、攻撃面でも力を発揮する万能選手となった。

今夏マウリシオ・ポチェッティーノ監督を迎えたトッテナムは、やや移籍マーケットでの動きがおくれたものの、これでベン・デイヴィス、ミシェル・フォルム、エリック・ダイアー、フェデリコ・ファシオに続いて5人目(冬に加入予定のデアンドレ・イェドリンも含めれば6名)となる。


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