8月23日、『gianlucadimarzio.com』は「ハンガリー1部のブダペシュト・ホンヴェードは、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロの代理人と接触を行っていることを明かした」と報じた。
今夏オーストラリア・AリーグのシドニーFCとの契約が満了となり退団したアレッサンドロ・デル・ピエロ。本人はアメリカ・メジャーリーグサッカーでの現役続行を希望しているとのことであるが、インディアン・スーパーリーグからのオファーもあると報じられており、まだ去就についてははっきりとしたものがない状況にある。
そして今回、ブダペシュト・ホンヴェードのスポーツディレクターを務めているファビオ・コルデッラ氏がアレッサンドロ・デル・ピエロと交渉していることを表明。自身のツイッターでも『この記事は真実だ』と投稿し、オファーを送っていることを認めている。
ファビオ・コルデッラ ブダペシュト・ホンヴェードSD
「我々はこの15~20日間ステファノ・デル・ピエロ(アレッサンドロの兄、兼代理人)と話をしてきた。我々のクラブは通常このような選手を受け入れる経済力はないが、スポンサーは我々のアイデアを受け止め、背中を押してくれる準備がある。
我々は何が起こるかを見守りたい。彼をブダペシュトに連れてくることが出来ればなんと素晴らしいことか。1時間前までは誰もが絵空事だと考えていた。しかし、我々は本当にデル・ピエロを獲得しようと試みている。
ハンガリーの人々は、彼を受け入れる甲斐がある。本当のフットボールがこの数年間失われていたからだ。国も助けてくれている。7、8つの新しいスタジアムがあり、我々もそれを作り始めるだろう。
(フィレンツ・プスカシュが付けていた永久欠番10について)
このシャツは何年も前に封印されていたが、会長は喜んでデル・ピエロに与えるために復活させるだろう。そして、プスカシュ以上の尊敬を集めるだろう」