8月22日、『Skysport Italia』は「イタリア・セリエAのACミランは、チェルシーに所属しているオランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケルの獲得に向けて接触を行っている」と報じた。
マルコ・ファン・ヒンケルは1992年生まれの21歳。チェルシーと関係が深いフィテッセの下部組織で育成され、若くしてエールディビジでレギュラーとして活躍。オランダ代表にも招集を受けるなど評価を高め、2013年にチェルシーに引き抜かれている。
しかし昨年9月のキャピタル・ワン・カップ、スウォンドン・タウン戦で前十字靭帯を損傷し戦列を離れると、それをきっかけにトップチームから離れることになり、昨季は結局2試合のみしか出場していない。
ACミランは彼を1年のローン、さらにシーズン終了後に一定の金額を支払うことで購入できるオプションを付随させて借り受けることを希望しているとのことだ。
ただ、『Calciomercato』の取材に答えた代理人のロブ・ヤンセン氏はミランのコンタクトがあったという話を否定。ただ、退団については強くは否定していない。
ロブ・ヤンセン代理人
「現状では、私はマルコにコンタクトがあったという話は聞いていないよ。彼が100%チェルシーに残るか? 移籍マーケットの終了までには多くの時間があり、これはフットボールであるから、分からない。しかし今日の時点では、彼はチームに残るだろうと思う」