8月21日、『Skysports 24』は「イタリア・セリエAのACミランは、FCポルトに所属しているコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスの獲得交渉を再開しようとしている」と報じた。
イタリア代表FWマリオ・バロテッリがリヴァプールへ去る可能性が高まっていると報じられているACミラン。その移籍金は2000~2200万ユーロ(27~30億円)と考えられている。
しかし、扱いが非常に難しかったとはいえ、絶対的なストライカーを失うことのダメージは大きい。ミランはその穴をカバーするため、かつて獲得交渉を行っていたコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスの引き入れを再び狙うようだ。
希望している条件は、今季いっぱいは400万ユーロ(およそ5億5000万円)のレンタル料を支払って借り受け、シーズン終了後に完全移籍に切り替えられるオプションを付随させるというもの。移籍金は2100~2200万ユーロ(およそ28~30億円)を3年に分割して支払うという方式であるという。
ただ、ジャクソン・マルティネスは先日FCポルトとの契約を延長しており、バイアウト条項の額は4000万ユーロ(およそ55億円)と言われている。新契約では3500万ユーロ(およそ48億円)に減額されたが、その変更についてはマーケット終了まで行使されないという話であった(はず)。
そのため、ミランが本当にこの条件を提示しているのであれば、ポルトがそれを了承する可能性は決して高くはないと思われる。