8月18日、フランス・リーグアンのボルドーは「イングランド・プレミアリーグのリヴァプールから、ポルトガルU-21代表DFティアゴ・イロリを獲得した」と公式発表した。

契約については今季終了までのローン。完全移籍に切り替えられるオプションは付随していないことが公表されている。既にメディカルチェックは通過しており、木曜日には練習に参加する予定。

ティアゴ・アビオラ・デウフィン・アウメイダ・イロリ、通称”ティアゴ・イロリ”は1993年生まれの21歳。スポルティング・リスボンの下部組織で育成されたセンターバックであり、ポルトガル人DFらしくややフィジカル的な能力に欠けるものの足元の技術、オールラウンドさに長けている選手。

昨年夏にはスポルティングでまだ実績がないにも関わらず800万ユーロ(およそ11億円)という価格でリヴァプールに引き抜かれたものの、結局のところ半年間全く出番がなく、1月にはスペインのグラナダにローン移籍するなどまだ戦力として計算されるところまでは達していなかった。

ボルドーは昨季からブラジル人DFエンリーキ、元フランス代表DFジェレミ・ブレシェ、さらにアルゼンチン代表DFルーカス・オルバンを失ったものの、ニコラ・パヨワ、ディエゴ・コンテント、そしてティアゴ・イロリと3名の選手で完全な穴埋めを行うことに成功した。


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