8月16日、『Inside』は「リーガ・エスパニョーラのバルセロナは、サンパウロに所属している元ブラジルU-20代表DFドウグラスに興味を持っている」と報じた。

ドウグラス・ペレイラ・ドス・サントス、通称”ドウグラス”は1990年生まれの24歳。足元の技術を生かした攻撃参加を得意としているディフェンダーで、中盤でもプレーできることで知られる。

ゴイアスの下部組織出身で、2009年にはU-20代表の一員としてU-20 ワールドカップに臨み、準優勝を経験している。2012年にサンパウロに移籍し、主に右サイドバックとして2年半の間レギュラーとして活躍している。

記事によればサンパウロの会長を務めるカルロス・ミゲウ・アイダル氏、そして監督のムリシー・ハマーリョ氏がバルセロナとの接触を認めたとのこと。その後副会長のアタイジ・ジウ・ゲレイロ氏が正式なオファーの存在はないと明言したが、接触自体は否定されていない。

バルセロナは3か月前に同じサンパウロに所属しているMFホドリゴ・カイオ(※今月前十字靭帯を断裂し8か月の離脱が決定)をチェックするためにスカウトを送っており、その際にダニ・アウヴェスと同じような役割をこなせる選手としてドウグラスに興味を持つことになったという。

現在コロンビア代表MFフアン・クアドラードの獲得に向かっているバルセロナであるが、ライバルが多いために3000万ユーロ(およそ41億円)という予算でも成功しない可能性が高い。

一方でドウグラスに関してはサンパウロ副会長が600万ユーロ(およそ8億円)という価格が設定されていると明かしており、バルセロナは経済的にも第2のオプションとして考えているとのことだ。




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