『Gazzetta dello Sport』は「パリ・サンジェルマンのローラン・ブラン監督は、今夏退団する選手が出る可能性があると話した」と報じた。
今夏FFP(ファイナンシャル・フェアプレー)制度の違反によって移籍金収支総額制限、年俸総額増加の禁止という処分が科せられているパリ・サンジェルマン。既にブラジル代表DFダヴィド・ルイスを獲得していることもあり、誰かを放出するという噂は根強い。
先日レアル・マドリーのアンヘル・ディ・マリアに関しては獲得を断念したことが明らかになっているため、(それが本当ならば)必ずしも誰かを放出しなければならない状況ではないが、最近はアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシの移籍について報道が過熱している。当初はリヴァプールという話であったが、現在は主にイタリア方面、ユヴェントスやミランが興味を示していると報じられている。
記者団のインタビューに答えたローラン・ブラン監督は、直接名前をあげることはなかったものの、誰かが移籍する可能性はあると話した。
ローラン・ブラン
「私は強いチームとタレントを持っている。我々は補強したかった場所に求めていた選手を加えた。チームがそのままの場合、私はとても幸せである。しかし、市場はまだ開いている。何かが発生する可能性、誰かが離れる可能性はある。マーケットが開いている限りはね」