8月10日、『Skysports』は「マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、自分たちはクリスティアーノ・ロナウドやアンヘル・ディ・マリアのような最高レベルのウイングを持っていないと話した」と報じた。
現在コロンビア代表MFフアン・クアドラードの獲得に向かっていると報じられたマンチェスター・ユナイテッド。加えて先日副会長を務めているエド・ウッドワード氏が更なる補強を行う旨の発言を行ったことが話題となったが、それについての質問を受けたルイス・ファン・ハール監督は以下のように話し、ロナウドやディ・マリアを例に挙げながら以前と同じく「必要なものだけを買う」と強調した。
メディアではこれをディ・マリア獲得のヒントとも考えられているようだが、文脈を考えればむしろ皮肉で口に出した可能性が高いと思われる。
ルイス・ファン・ハール マンチェスター・ユナイテッド監督
「(ウッドワード氏のコメントについて)
それはマンチェスター・ユナイテッドの戦略だ。今、我々は5名の9番、4名の10番を持っている。そして、我々は幅を使った攻撃が出来るウインガーを持っていない。
言うならば、我々は最高レベルのウイングを持っていない。ロナウドやディ・マリア、またはそのほかの選手のようなね。
したがって、私は他の方法でプレーをしなければならない。そして、誰もがそれを見たはずだ。私は、自分が必要だと思ったものだけを買う。必要なポジションにね。
(オランダ人選手の補強は?)
もし、彼らが私が求めるレベルにいるならば、私はオランダ人の選手と契約する。国籍は私にとって何ら関係のないものだ。
オランダ人は他の国籍の選手よりも安い。そして通常ならばオランダでよく学んできていると思う。
しかし、イングランド・プレミアリーグでうまくやっていけるだけのレベルを持っていなければならない。それはあらゆる選手に対して求めなければならないことだ」