レアル・マドリー、そしてスペイン代表において主力の一人と言える存在になった28歳のDF、セルヒオ・ラモス。

元々は右サイドバックであったが、2005年にセビージャからレアル・マドリーへ移籍して以降徐々に中央のポジションで経験を積み、今ではすっかり守備の中心選手に。さらに、昨季のCL決勝に代表されるように身体能力を生かした空中戦の強さでセットプレーの得点源ともなっている。

その彼にはこんな才能も? 現在アメリカに滞在しているレアル・マドリーがイースタンミシガン大学でのトレーニングの際、“フットボール違い”でアメリカンフットボールに挑戦した。

最初にクォーターバック(QB)を務めたシャビ・アロンソがらしいパスを通したのに対し、続くセルヒオ・ラモスはパスフェイクから鮮やかに走り抜けてタッチダウン。周りを使うだけでなく自ら走ることもできる近年話題の「モバイル型QB」は、彼のサッカーでのプレースタイルとも通じる部分がありそうだ。(下は後日アップされた動画)

ちなみに、アメフト関連では先日、こんなエピソードも。

先月26日に行われたギネス・インターナショナル・チャンピオンズカップ、マンチェスター・ユナイテッド戦で、ローマのMFミラレム・ピャニッチが60ヤード(約55メートル)の超ロングシュートでゴール。

アメリカのサッカーファンも大興奮のゴールであったが、これがマグレでないことは彼が数日前に見せたアメフトのプレーからも明らかであった。

50ヤード(約45メートル)のフィールドゴールをあっさり成功。アメフトのキッカーはプロでもサッカー経験者が多いだけに、今回のスーパーゴールでNFLのスカウトから目をつけられた可能性も?

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