7月20日、『L'Equipe』は「コートジボワール代表FWディディエ・ドログバは、チェルシーへの復帰に近づいている」と報じた。
ディディエ・ドログバは1978年生まれの36歳。運動量や切れ味には衰えはあるものの、ワールドカップで見せたようにフィジカル面の能力はいまだ健在。今夏はユヴェントスへの移籍が噂されていたが、仮契約を結んだという報道のあとは進展が聞かれなくなり、おそらくその話はなくなったものと思われる。
そして今回浮上したのは、2012年までプレーしていたチェルシーへの復帰だ。恩師でもあるジョゼ・モウリーニョ監督は、エトーやランパード、アシュリー・コールなどのベテランが一挙退団したことからロッカールームに経験を加えたいと考えており、ドログバは引退後にチェルシーのスタッフに入ることを希望しているとの話である。
記事によれば、今週の初めには契約に至る可能性があるとのことであるが、チェルシーには現在ジエゴ・コスタ、フェルナンド・トーレス、ロメル・ルカクとストライカーが余っている状況にあるため、話がスムーズに進むのかどうかは不明だ。