7月28日、『MARCA』は「パリ・サンジェルマンは、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア獲得に向けた入札額を8000万ユーロ(およそ110億円)に引き上げた」と報じた。
ルイス・スアレスとハメス・ロドリゲスの移籍が決定して以降、最も移籍マーケットで注目されている存在となっているアンヘル・ディ・マリア。
カルロ・アンチェロッティ監督は先日行われたインテルとの練習試合の後で「ディ・マリアについての報告は聞いたことがない」と話し、報道でも彼が強硬に反対していることは伝えられている。
しかしハメス・ロドリゲスを8000万ユーロ(110億円)で獲得したレアル・マドリーは収支バランスを取るために何らかの売却は必要だと考えられており、アンヘル・ディ・マリアの放出は既定路線のように扱われている。
記事によれば、今回パリ・サンジェルマンはディ・マリアの入札額をハメス・ロドリゲスと同じ8000万ユーロ(およそ110億円)に引き上げ、レアル・マドリーに再び打診を行っているという。
とはいえ、FFP違反による年俸総額増加の禁止、移籍金総額収支制限を科せられているパリ・サンジェルマンも何らかの資金調達を行わなければいけない状況であり、この価格で両者が納得したとしても取引がうまく進むかどうかは難しいところでもある。