『Corriere dello Sport』は「イタリア・セリエAのラツィオは、オランダ代表DFステファン・デ・フライの獲得に向けて入札額を引き上げた」と報じた。
ラツィオは今夏ワールドカップの前からステファン・デ・フライの獲得に向かっていることを明らかにしており、フェイエノールトと接触していることが報じられてきた。
しかし、ラツィオが当初提示していた700万ユーロ(およそ10億円)というオファーは、フェイエノールト側から「安すぎる」として拒否され、一時はデ・フライが移籍するとすればマンチェスター・ユナイテッドに決まりだとも言われていた。
だが、記事によれば今回ラツィオはこのオファーの金額を、フェイエノールトが彼に設定している価格に近づく900万ユーロ(およそ12億3000万円)にまで引き上げる意向を示したとのことで、一気にデ・フライの獲得を決めにかかっているという。
ラツィオは先日、狙っていたイタリア代表DFダヴィデ・アストーリをライバルであるローマに奪われたことでファンから大きな批判を受けている。
スポーツディレクターを務めているイグリ・ターレ氏には脅迫状まで届き、電話番号を変更せざるを得ない事態になってしまっているとのことだ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ