IL Messaggero』は「イタリア・セリエAのラツィオは、フェイエンールトに所属しているオランダ代表DFステファン・デ・フライの獲得に近づいている」と報じた。

ステファン・デ・フライは1992年生まれの22歳。フェイエノールトの下部組織出身で、2009年にトップチーム昇格。これまでの5シーズンで公式戦153試合に出場し、7ゴールを決めているディフェンダー。一昨年にはオランダのフル代表にも選出され、来月行われるワールドカップのメンバーにも選ばれている。

記事によればラツィオはデ・フライの獲得に向けて今年の夏に400万ユーロ、来年の夏にさらに400万ユーロ、総額800万ユーロ(およそ11億2000万円)の支払いを打診しているとのことだ。

イタリアではこの交渉は「合意している」と報じているが、オランダの『AD』ではフェイエノールトのテクニカルディレクターを務めているマルティン・ファン・ヘール氏がこの報道を否定。ラツィオからオファーを受けていることは認めたものの、まだ何の合意もなされておらず、デ・フライを今夏現金化する方針もないと明らかにしている。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手