7月25日、『Metro』は「ベンフィカに所属しているアルゼンチン代表MFニコ・ガイタンに対し、イングランド・プレミアリーグのリヴァプールも交渉を行っている」と報じた。

オスバルド・ニコラス・ファビアン・ガイタン、通称”ニコ・ガイタン”は1988年生まれの26歳。ベンフィカの攻撃の中心となっているウイングで、鋭いドリブルと飛び出しからの得点力を兼ね備える左利きの選手。昨季のヨーロッパリーグではベストイレブンに選出されている。

彼については、先日ハメス・ロドリゲスを失ったモナコがその後釜として獲得に向かっていると報じられたものの、一旦そのオファーは断られているという。

どうやら彼のバイアウトは4500万ユーロ(およそ61億円)であるらしく、これならば確かにモナコの3500~4000万ユーロ(およそ48~55億円)という提示では僅かに足りない。

記事によれば、そこでリヴァプールが獲得レースに参戦し、ガイタンとの交渉を進めているとのことだ。

ただ、『Metro』では移籍金は3000万ポンド(およそ51億円)と考えているとのことで、これではバイアウトどころかモナコの提示も十分に上回らない額。これが本当であれば、リヴァプールは何か他の魅力を訴えるか、あるいは移籍金を上積みするしかないわけだが……。

なお、彼にはアトレティコ・マドリーも同じように興味を示しているとのことだ。

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