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2011年9月17日(土) - スタッド・ドゥ・モストワール(ロリアン)
Lorient
3
1-0
2-0
0
Saint-Etienne
アリアディエール
アリアディエール
クタデュール
11'
76'
90+3'
得点者








ロリアンがホームでサンテティエンヌに大勝。内容から言えばこれだけの差が付くものではなかったが、運にも恵まれての3得点、完封であった。

序盤は互角の展開だった。両チームともに攻守の切り替えが早く、激しい内容。中盤でボールを奪い合って早い攻めを試みる時間がしばらく続いた。

その中でロリアンはセットプレーを生かして先制点を挙げた。ムヴェンバの左CKが一番外のエメガラに届いて折り返しに成功し、アリアディエールがヘディングでゴールに押し込んだ。

このリードで引くことなく、戦術を維持。ハーフウェー辺りに中盤のラインを引き、徹底的にコンパクトさを保ってスペースを消す。ボールを奪ったら後方で繋いで相手を引き出し、サイドの裏に長いボールを入れて押し上げる。再三サイドアタックを仕掛けられたが押し込まれることなく我慢し、60分過ぎまではコンパクトさを保った。

その後はややラインが下がり中盤にスペースが生まれて危険な場面が連続。しかしピンチの後にチャンスあり。76分、スルーパスをカットしてからのショートカウンターで、ジュフレのパスにアリアディエールが裏に飛び出して追加点を奪取。相手がチャンスと見て攻めに入ってきたエネルギーを利用しての2点目だった。

さらに試合終了間際にもジュフレが右サイドを突破し、クロスを交代出場のクタデュールが合わせて3点目。大量リードを得て快勝を収めた。

とはいえサンテティエンヌも決して内容が悪かったとは言いがたく、不運も大きかった。セットプレーから早い時間に失点したこと。執拗にマレケを狙ってサイドアタックを仕掛けたが、なかなかロリアンのラインが下がらなかったこと。60分以降にラインが下がってからチャンスを連続して作ったがそれを決められず、逆にカウンターで失点したこと。さらに最後にはサコーがFKを決めたのに、相手選手のクタデュールが早く動いたとして警告が出て取り消しになってしまうというやるせない場面もあった。

昨季ロリアンで活躍しサンテティエンヌへと移籍したキタンバラは、いきなりの古巣対決で大敗、活躍できず。悔しい試合となったことだろう。


(筆:Qoly編集部 K)

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