7月10日、『Mundo Deportivo』は「マルキーニョスとジェレミ・マテューの獲得交渉が進んでいないバルセロナは、プランBとしてベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲンとドイツ代表DFマッツ・フメルスを検討し始めた」と報じた。
今夏チームを支えてきたカルレス・プジョルが引退することとなったバルセロナ。新たに監督となったルイス・エンリケ氏は、ジェラール・ピケとコンビを組むセンターバックを補強しようと動いてきた。
しかしブラジル代表DFマルキーニョスについてはパリ・サンジェルマンが売却しない方針を明らかにしており、フランス代表DFジェレミ・マテューについてはバレンシアが求めている2000万ユーロ(およそ28億円)が高すぎると考えており、交渉が進んでいない。
そこでバルセロナは、プランB としてトッテナム・ホットスパーのベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲン、そしてボルシア・ドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フメルスの獲得を検討しているという。
さらに、プランCとしてセビージャのアルゼンチン代表DFフェデリコ・ファシオ、そしてバーゼルのスイス代表DFファビアン・シェアも考えられているとのことだ。
しばらく世界を席巻してきたバルセロナであるが、今夏の移籍市場においては有力選手の流出の噂が相次ぎ、補強についても全てがうまく進まない。チームを任されるルイス・エンリケ監督はこの風向きを変えることが出来るだろうか?