現地時間9日、開催国ブラジルを歴史的なスコアで撃破したヨーロッパの巨人ドイツ。

ベロオリゾンテに悪夢が訪れた。この日、チアゴ・シウヴァとネイマールを欠いたブラジルは前半に大きく崩れ、1-7という無残な結果で敗戦。試合後、あまりの不甲斐なさにオスカルは涙し、キャプテンを務めたダヴィド・ルイスも涙声でインタビューに応じていた。

様々なエクスキューズがあるとはいえ、それでもドイツの強さに疑問を呈する人はいないだろう。これでドイツは2002年大会以来となる決勝進出を果たし、24年ぶりの優勝まであと一歩のところまで来た。

そんな快進撃を見せるドイツだが、この試合でなかなか驚異的なゴールを記録していたらしい。

そのゴールが生まれたのは69分。アンドレ・シュールレが6点目となるゴールを叩き出すのだが、 このゴールはなんとフィールドプレーヤー9名を経由してのものだったという。

こちらは英国『Mail Online』のスタッツサービスが公開した得点シーンのパス経由情報。この情報によれば、シュールレのゴールはフィールドプレーヤー9名がボールに触れた結果によるものだという。

動画で確認してみよう。

つないだパスは、実に11本。確かに上の図にあるような経緯で得点にまで至っており、ここまで圧倒的なパスサッカーで旋風を巻き起こすドイツの強さを裏付けるような1点であったと言えそうだ。

ちなみに、「フィールドプレーヤー」とはGKを除いた選手のことである。

つまり、フィールドプレーヤーは10人おり、今回のケースでは1人だけ得点に関与していなかったちょっぴり寂しい選手がいたのである。

それは誰か?答えはこの人。

左サイドを疾走していたDFベネディクト・ヘヴェデスであった。

CBが本職のヘヴェデスだが、ここまで見事全試合に先発出場。この得点には絡めなかったけど、いぶし銀の活躍してます!

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