西ドイツ代表として100試合出場を達成した時のローター・マテウス。最終的には150試合出場。DFB公式サイトより。

みなさん、こんにちは。駒場野です。いよいよW杯が始まりましたが、どんな生活をお過ごしですか?

私はすっかりやられています(苦笑)。コラムのネタ探しも兼ねてできるだけ生で見たい、でも普通の生活もある……となると、すっかり寝不足です。しかも、これはそれほど盛り上がらないだろうと思ったら大熱戦になる試合もしばしばあり、選ぶのが大変です。

そんな中、開幕戦で登場した西村雄一主審が、世界中で議論の的、もっと言えばネタ元にされてしまいました。

ロヴレンのプレーは確かにファウル、ならば当然PKで間違いないのですが、欧州リーグの規準に慣れていたクロアチア側から見れば厳しすぎるジャッジだったかもしれません。

ただ、FIFAは西村のジャッジを擁護し、エクアドル-ホンジュラス戦では第4審判に起用しました。本当の評価は、残りのグループリーグで再び主審担当があるかどうかで見極められます。

【緊急コラム】祝!西村雄一主審の開幕戦担当と「夢」への前途
https://qoly.jp/2014/06/11/column-nakanishi-referee-nishimura

さて、大会の5日目、6月16日(現地時間、以下同じ)にドイツがポルトガルに4-0で勝利し、「午年マイスター」に相応しい絶好のスタートを切りました。そしてこの試合が、「史上初めて」のW杯100試合目になりました。リンクは、共同通信の配信を掲載した日刊スポーツから。記事にもあるように、1934年の第2回イタリア大会から参加し、18度目の出場で達成です。

そこで今回は、このドイツをはじめ、ブラジル・イタリア・アルゼンチンの「ビッグ4」、それにメキシコを加えた5カ国について、W杯での試合数やその戦いの変遷をご覧いただきます。

なお、データは2014年6月20日現在のものになります。また、出典はRSSSFに加え、確認用に日本語版ウィキペディア、それに各国代表別の結果が整理されていたファンサイト、「ワールドカップのデータベース」を使用しました。この場をお借りして、御礼を申し上げます。

「ワールドカップのデータベース」
http://members.jcom.home.ne.jp/wcup/

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