チェルシーの指揮官であるジョゼ・モウリーニョがレアル・マドリーのMF、サミ・ケディラの獲得に興味を持っていることが明らかになった。『Daily Star』が報じている。
スペイン代表MF、セスク・ファブレガスを獲得したチェルシー。移籍金は非公開だが2700万ポンド(約46億円)であったといわれている。そんなチェルシーが次なるターゲットとして獲得を目指しているのはドイツ代表のケディラであるという。27歳のケディラはモウリーニョがレアル・マドリーを率いていた頃に重宝しており、移籍となればネマニャ・マティッチやラミレスとポジションを争うことになる。
ケディラ獲得を目指すチェルシーのライバルとなるのは同じロンドンのアーセナルだ。アーセナルは守備的MFの獲得を目指しており、アーセン・ヴェンゲル監督もケディラの獲得を希望しており、ミケル・アルテタの役割を引き継がせる事を望んでいるという。アーセナルは1億ポンド(約173億円)の補強資金をヴェンゲルに渡したといわれており、ケディラ獲得に資金が費すことになるようだ。
なお、ケディラは現在ドイツ代表の一員としてワールドカップに出場しているため、最終決定はワールドカップ終了後になると目されている。