6月4日、『Mail』は「元ドイツ代表MFのミヒャエル・バラックは、アーセナルに移籍してからのメスト・エジルは自信を失っていると話した」と報じた。
メスト・エジルは昨夏レアル・マドリーから4250万ポンドという価格でアーセナルへと移籍。時に素晴らしいプレーも見せてきたものの、中盤戦でパフォーマンスを落とし、負傷にも悩まされるなど、不完全燃焼のシーズンとなった。
かつてドイツ代表で共に戦ってきたミヒャエル・バラックは、ワールドカップを前にした準備試合でエジルのプレーを見て『心配になった』と話した。
ミヒャエル・バラック
「彼はワールドカップに集中している……とは言いがたいね。
私は週末の代表チームの試合でエジルのプレーを見た。驚きもしなかったし、恐れもしなかった。しかし、少し心配になったよ。彼のパフォーマンスにはね。
彼はドイツのためによくやってきたし、予選でも良いプレーをした。
しかし、この数ヶ月……アーセナルに移籍してからは、同じ選手とはまるで思えない。『自信』という点で、かつて我々がドイツ代表で見た彼とは別人のようだ。アーセナルへの移籍が影響したかどうかはわからないがね。
彼はドイツ代表ではアンタッチャブルな存在だし、我々は、まだ彼が最良の選手のうちの一人であることを期待している。
しかし、彼はキャプテンではないし、ピッチ上のリーダーではない。彼の年齢を考えれば、若手でも、将来を期待されている選手でもないんだ。彼はチームの中での役割を見つけて、責任を果たさなければならない。
パフォーマンスのことを批判された時、彼は驚いていたように見えたし、落ち込んでいた。
アーセナルはビッグクラブであるし、そこに移籍することは大きなインパクトを与えるものだ。しかし、彼は時にあまりにも大きなものを両肩に背負ってしまっているように見えるんだよ」